スタッフ §
- 放送局: テレビ東京系
- 放送期間: 2000年4月18日から2004年9月29日
- 原作:高橋和希
- 企画:岩田圭介、飯田謙二→原田孝(テレビ東京)、杉山豊→生田英隆(nas)
- 監督:杉島邦久
- シリーズ構成:武上純希→前川淳→吉田伸→面出明美→吉田伸
- キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智
- 古代編キャラクターデザイン:加々美高浩
- モンスターデザイン:加々美高浩、高橋和徳、星野浩一、関崎高明、南伸一郎
- オリジナルキャラクターデザイン(ドーマ編のみ):原憲一
- メカデザイン:小海雄司
- 美術監督:坂本信人→宮前光春
- 録音監督:三ツ矢雄二
- 音響監督:平光琢也
- 音楽:光宗信吉
- プロデューサー:小林教子(テレビ東京)、生田英隆→笹田直樹(nas)
- ラインプロデューサー:別府幸司
- デュエルアドバイザー:彦久保雅博
- 色彩設計:中村千穂
- 特殊効果:有尾由紀子、鳥羽歩、福田直征、村上優作、他
- 編集:中川晶男、近藤康弘、楫野允史
- ビデオ編集:杉森豪→知識優→今井雅勝→金高明宏
- 文芸設定:山崎浩司
- 音響制作:小泉紀介
- 設定制作:内山幹博
- アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
- 製作:テレビ東京、nas
WikiPediaより
概要 §
名も無きファラオの魂が少年武藤遊戯の中に蘇り、自分の名前を取り戻すため、主にカードゲームで戦います。
感想 §
実は非常に思い出深い作品です。
というのも、最初、それほど気乗りしないで見ていましたが、最終的にほとんど全話(もしかしたら本当に全話)を見てしまいました。本放送をです。
アニメそのものはカードゲームが人気となり流行ります。しかし、むしろ「心の戦い」こそがテーマであり、そこに見応えがあったと言えるでしょう。
音楽も良かったしね。
しかし、やはり女性キャラも良かった。
ヒロインの真壁杏子。いるだけの形式上のヒロインにならず、存在感を残したのはやはり主人公「武藤遊戯」よりも「名も無きファラオ」が好きという屈折した立場にあったからか。それから、若い肉体を狙うペンギンとのデュエルは人気がありますね。つまり、若い女の子が肉体交換を前提に戦うわけです。負ければ、あのぴちぴちの肉体をおっさんに取られてしまいます。どきどきする良い話ですね。
それから、実は非常に人気が高いのがブラック・マジシャン・ガール。ブラマジガールとかBMGと略されて通じるぐらいメジャーです。武藤遊戯のエースモンスター、ブラック・マジシャンの弟子という設定で、師匠が墓地にあると攻撃力がアップするという罰当たりな設定ですが、可愛いから許されます。
ストーリー的には、オレイカルコスの結界編のあたりで、BMGを武器として射出してしまう名も無きファラオのあたりが印象に残りますね。ここは心が試されるいい話です。ここで、名も無きファラオは自分の心に敗北してしまいます。(GXで十代が覇王になってしまうようなものですね)
こういう良い敗北が描けるのは良いことです。